手作りのおいしさを大切に、真心をこめて焼き上げたケーキやクッキーです。
◇美しい棚田のある木頭の風景

 標高450〜700メートルの山間地に位置する木頭地域は、平地が少なく、山の斜面に棚田を作り、村人はそこで米を作っています。棚田の多くは面積が狭く、そのため機械化が難しく、稲作には手間がかかり、重労働が要求されます。そのため、高齢化のすすむ木頭地域では、稲作をあきらめ、休耕田になる田畑も少なくありません。これは木頭地域に限らず、日本の山村の抱える問題であり、今や棚田のある風景は貴重な日本の原風景として、数少なくなりつつあります。そんな棚田は、作物のためだけでなく、地域の環境保全にも一役買っています。多様な動植物の生存を守り、雨の多い日本の風土にあって、棚田はその保水力で、水害を防ぐ小さなダムの役目も持っているのです。

◇おからケーキの菓子工房として誕生したきとうむら
 その昔、大豆は国産がほぼ100%でしたが、1960年初頭、大豆の輸入自由化が始まると同時に、価格の安い大豆が大量に輸入され、国産大豆は10%を下回るほどになりました。日本の食文化には欠かすことのできない大豆は、田んぼや畑のあぜに植えられ、農家は各家庭で味噌や醤油を作っていたほどです。大豆は窒素を土中に固定する菌を持つため、やせた土地でも良く育ち、植えることで田畑が肥沃な土地となることから、日本の農地には欠かせない作物の一つでした。しかし、そんな大豆も、今や輸入が当たり前となり、ポストハーベスト(収穫後の農薬散布)や遺伝子組み換えといった安全面でも問題の多い作物となってしまいました。そんな中、私たちきとうむらは、安全で美味しい国産大豆を原料とした「おからケーキ」を製造する菓子工房として、1996年に誕生しました。
 きとうむらは地域活性化の拠点として、また身体に良い製品づくりの拠点として、国産のこだわりの素材を使った食品加工を通じ、社会に貢献できればと考えています。そして、スタッフの思いは、自分たちの子供や孫に食べさせたい「お菓子」をコンセプトに、手作り、無添加、安心、安全をこれからも貫いて行きます。

素材の力

 低脂肪、低カロリー、そして良質なタンパク質を持つ大豆は、成人病やガンなどの生活習慣病の予防に効果のある健康食品です。中でも「おから」は高繊維質食品で、ダイエット・フーズとしても高く評価されています。国の食生活指針にも『1日1食、大豆食』というスローガンがあるほど。そんな大豆を原料にした、きとうむらの『大豆製品』なら、お子さまにも、お年寄りにも安心で喜ばれます。

きとうむらの手作りおかし

おからくっきー

クラシックショコラ

施設用おからケーキ


国産大豆のおからと上質の素材で作った素朴なクッキーです。その堅さがクセになる人気商品です。
国産大豆のおからとスイスのオーガニックチョコで作った本格ショコラです。小麦は一切使っていません。
国産大豆のおからと、上質の素材で作ったケーキです。特許製法により、小麦は一切使っていません。
柚子皮を生地に練り込み、ゆずじゃむをのせた香り高いフルーツケーキです。お口に広がる柚子の香りが爽やかです。
柚子皮とこだわりの国産素材で仕上げたドライフルーツです。香り高く味わい深い柚子ピールシュガーになりました。
柚子とやまもも、こだわりの国産原料で作った寒天ジュレです。柚子果皮、やまもも果肉を加え独特の食感に仕上げました。
◇特許製法によるおからケーキ

 きとうむらで製造している「おからケーキ」は、学校給食や施設用に開発した「冷凍おからケーキ」と、人気の「木頭クラシックショコラ」「木頭プティショコラ」の3種類があります。どれも、国産大豆のおからを原料に小麦粉を一切使わないグルテンフリー製品です。その食感や風味は「おから」とは思えぬほどで、食べた方は皆さん驚かれます。そんなきとうむらのおからケーキは製造特許を取得しており、製法は門外不出。手間をかけ、じっくりと焼き上げたおからケーキは、本当に美味しいと評判です。
 ちなみに学校給食用の「冷凍おからケーキ」は、関西、九州地方の学校給食デザートで、一番の人気商品。年間約50万個を出荷しています。また「木頭クラシックショコラ」「木頭プティショコラ」は、どれも本格ショコラとして当社人気の商品です!


◇人気爆発中!
リピータ急増のおからくっきー

 当社のお菓子部門で一番の人気商品「おからくっきー」。おばあちゃんの「かたいでよ〜」の吹き出し通り、かたーいのが自慢のクッキーです。有名ネットショップの消費者コメントでも、「くせになる!」とのリピーターの声。その人気の秘密は、素朴で噛めば噛むほど味わいのある素材の旨味。国産大豆のおからと国産小麦、安全な飼料で育てた鶏卵など、こだわりの原料と、手間のかかる製法により作り出せる賜物です。ぜひお試しあれ〜

◇地域の特産、柚子とやまももを原料にしたデザート開発
 木頭地域の契約栽培柚子と、ご近所小松島地域の契約栽培やまもも。どちらも農薬や化学肥料を使用せず栽培したものを原料に、きとうむらではオリジナルデザートを開発しています。中でも、最近人気上昇中の「柚ジュレ・山ジュレ」は、その独特の「のどごし」がくせになる寒天ジュレ。また、夏場には欠かせない「湧水シャーベット:柚子・やまもも・みかん」も是非お試しください!